ハルジオン×浪漫
だいぶ間があいてしまいました。もう3月ですね。
14thの情報がたくさん解禁されて、
いよいよ春を感じたり、らりん・まいまいの卒業を感じたり。
時が経つのはやいです。
14thシングル『ハルジオンが咲く頃』
語弊があることは承知ですが「卒業ソング」ですね。
きれいな仲間と、きれいな世界、でもそれだけじゃままならない。
自分がままらない。
鮮やかな色の袴姿での女学校シーン、
暗色のセーラー服姿でのダンスシーン。
どちらも別れや卒業のイメージをはらんでいます。
涙を流したメンバーが印象的ですし、
まいまいをめぐってシリアスなやりとりも見られます。
対照的にメロディーとしては、弦楽器は華やかですし、
決別というよりかは旅立ちのような前向きです。
まいまいの「さようなら」にはあたたかい熱量がありましたね。
坂をのぼるシーンは深川麻衣として、役ではなく、ありのままの深川麻衣でした。
Mステでのパフォーマンスでは、
正直踊るメンバーやめまぐるしく変わるフォーメーションについていけず
「お、おお・・・」としかなれなかったのですが、
乃木坂46は曲、メンバー、MV(映像)で完成されるものだとうつくづく感じます。
14thも良い作品です。
歌詞をもっとちゃんと受け止めて文字としてもう1度見つめたいです。
さてさて、ゆがみきった感覚で14thシングルについてもうちょっと書きます。
つづきはお見苦しいので、
かわいいかわいい女の子が大好きでたまらないアラサーに耐性にある方だけ。
えっと、まず設定ですね。
公式の文章を引用させていただきます。
大正時代にある歌劇団から1人の女の子(深川麻衣)の卒業が決まり、歌劇団に残るメンバーの気持ちや、その事を知らずに入ってくる新入生(堀未央奈)と深川麻衣のやりとりなどを描いています。
大正時代、
歌劇団、
袴姿、
女学生、
この設定、嫌いな人います?心踊らない人います?
しかもしかもしかもしかも、メンバー同士のね、絡みのシーンがね。
露骨すぎると感じる人もいるでしょうが、私は大好き、です。
大正時代、女学校、一線を越えた関係性。
戦前のエスの文化は、現代のレズビアンとは少し種類がちがいます。
あくまで女学生時代で完結しなければ関係性なので、
「卒業」をしたらそれぞれを生活に戻ります。
上級生が下級生を導くようだったり、特別な友人との同一化、
それが刹那的な若く、輝きの絶頂の関係性だからこそ美しさがあるんでしょうね。
いくちゃんとみなみのシーンは子どものような戯れがほほえましいかと思えば
オルガンの影へ消えるシーンでは、
「そういえばこの子たちはもう大人になるんだ」と思わせたりもして。
2人ともリボンを結んでかわいーとか油断してたらこれですよ。ずるい。
上級生のようなななみんの膝に身をあずける飛鳥には幼さを感じました。
冒頭でななみんがかけていた眼鏡を、飛鳥がかけているのは、
本当にいじらしいというか可愛いらしいですし、
本棚においつめられてからかわれる飛鳥、
大きな瞳をさらにくりくりして、本当二次元のような完成度です。
あとはもうまいまいをめぐる関係性ですよね。
みさみさ → まいまい ← まいやん
↑
みおなちゃん
そしてまいやん←真夏さん、報われない。真夏さんの報われなさ。
真夏さんはさゆりんと手をつないではしゃぐシーンもあるんですけど、
これはあくまで友達のじゃれあいですよね。
まいまいとみさみさの記事ではしゃぐ、まいやんの顔は歪む。
最悪だけど、絵面としては最高です。ごちそうさまです。
現在公開されているMVがフルサイズとのことですが、
もっと観たいなー、というか全メンバーで観たいなー。
今年の夏はこの設定でドラマやらないかなー。